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チョーキング現象に注意!
2020/06/04
いつもご覧頂きありがとうございます。
本日は不動産投資を行う上で一度は耳にする、
「チョーキング現象」についてお話をさせて頂きます。
チョーキング現象とは「白亜化現象」とも呼ばれ、
外壁を指で触った時に白い粉がつくことをいいます。
白い粉の正体は、雨や紫外線によって
塗料の中の合成樹脂が分解され、
顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。
外壁塗装は建物の美観に関わるだけではなく、
紫外線や雨風から建物を保護する役割、
使用する塗料によっては防水や防カビなどの効果もございます。
しかしながら、
外壁は一度塗装すればずっと持続するわけではなく、
年月とともにダメージを受け、様々な劣化現象が起こるため、
一定期間ごとに塗装面の塗り替えが必要になります。
チョーキング現象は塗膜劣化が起きている状態のため、
環境から家を守る役割が弱まっていることになります。
耐久性や防水性など本来の性能が低下していることから、
雨水が侵入してコケやカビが発生したり、
ひび割れが起きたりする可能性も否めません。
チョーキング現象は自然に治まることはなく、
放置するとどんどん劣化が進んでいきますので、
激しい劣化を避けるためにも、
チョーキング現象が起こっていたら塗り替えを検討しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。