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指値について

2021/02/15

いつもご覧頂きましてありがとうございます。

本日は買主様より頂きます「指値」についてのお話しをさせて頂きます。

 

そもそも収益不動産の利益の出し方につきましては、
購入⇒運用⇒売却
これを経て最終的に利益が出ているかどうかでございます。

 

そのため、売却まで行いマイナスとならなければ、
時間軸の観点を抜きますと投資としては成功とも言えるでしょう。

 

いくらかの投資家様の中には、
購入タイミングで安く購入できる事で運用益が上がり、
(セットできる融資条件は除外します)
売却時にもインパクトを与えてくる可能性もあるため、
金額を下げていきたいと「指値」を頂戴することがございます。

 

これは、買主様の心理であり、
我々不動産業者としても分かる内容でございます。

 

しかし、ここで気をつけなくてはならないのは、
指値をしすぎるという点でございます。
指値の金額のみならず、指値をする回数をお考え下さい。
毎回の物件に指値をしていませんでしょうか?
物件価格に対して10%以上の指値をしていませんでしょうか?

 

収益不動産については、
特別な事由が無ければ収入が毎月入ってくるため、
売却を行わなくて良いという判断が生まれます。
そのため、大幅な指値については通りにくいのが現状です。
(大きく指値をする際には、不動産業者がそもそも購入してしまいます。)

 

また、毎回指値をするということですと、
不動産業者としても、このお客様に紹介しても指値をされてしまうため、
結局のところ取引きにならないと考えてしまい、
優良物件の紹介も次第になくなってきてしまいます。

 

不動産業者も実際に制約とならない事には手数料は入って来ませんので、
(成約報酬のため当然の内容です)
このお客様とはwin-winの関係になれないと考えてしまいます。

 


買主様としては安く購入したい!
この気持ちも良く分かりますが、
少し立ち止まって不動産業者の立場も考えてみてはいかがでしょうか。

 

相場を知り相場通りで購入をしても儲かるのが収益不動産です。
そのため、安く購入したいという気持ちも分かりますが、
そこで指値を入れるのを少し考えてみてください。

 

そうすることで、もしかするとスムーズに不動産投資を始めることができるかもしれません。
すると、残債も早く減り、収入も早く入ってまいります。
税圧縮をお考えの方であれば、
ATCFベースで考えますと1か月間というのも、
大きく利益に差が出てまいります。

 

最後までご覧頂きましてありがとうございます。

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