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不動産投資全般

不動産投資の目的とは

2017/01/15
こんばんは。
ファミリーエージェントの小林です。
本日は収益不動産を購入する目的について書かせていただきます。
 
初めて収益不動産を購入したいという方のお問い合わせも相変わらず増えておりますが、
収益不動産を”購入”することが目的になってしまっている方も多々いらっしゃいます。
 
収益不動産を購入することは、利益を出すための「手段」です。
収益不動産を持つ目的は”利益”を出すこと!

当たり前のことですが、けっこうブレてしまっている方もいらっしゃいます。
中には相続税対策で購入する方もいらっしゃいますが、
評価下げでの購入でも利益が出ないと本末転倒になりかねません。
 
収益不動産における利益とは
利益=(売却金額-取得金額)+(保有期間中の収入-保有期間中の支出)
となります。

まずは利益の一部となるのは取得価格と売却価格の差額です。
株式の売買に似ているかもしれませんが、安く買って高く売れば当然利益が出ます。
 
次に保有している期間の損益です。
保有期間中に入ってきたお金(主に賃料収入)と出ていったお金(経費等)を
トータルで差引した結果が利益であるということです。
 
この二つの利益の合計が、その収益不動産の総合利益となります。

最近も変わらず”利回り”ばかりで検討される方も大勢いらっしゃいます。
私たち不動産業者も利回りは確認しますが、利回りはあくまで「満室」が条件です!
利回りが高くても、空室が多くては意味がありません。
 
不動産投資は長期にわたって行っていきます。
常に「空室リスク・家賃下落リスク」などは考えていかなければなりません。

先ほども書きましたが、収益不動産の利益とは家賃収入から経費や税金などを引いた残りが利益となります。
空室が多くて家賃収入が入らなくても、借入金の返済や運営費、税金などは待ってくれません。
いかに安定的に家賃収入を確保し、手元に残る利益を最大化出来るかが鍵となります。
利回りが高い物件を探すことは間違っていないですが、利回りばかりに固執するのではなく、
空室リスクや家賃下落リスクなどを総合的に判断して検討することが大切です。
 
価格が高騰しており、割安な物件もなかなか少ない中で、
今後はより賃貸経営という観点からの利益の最大化が重要になってくるのではないでしょうか。
リフォームをして賃料をバリューアップしたり、空室率を低くする工夫など
保有期間中の利益をいかに増やして収益性を確保したまま、売却価格の下落を抑えていけるか。
そういう観点からもご提案させていただいております。
未公開情報なども多数取り扱っておりますが、
不動産投資全般的なご相談などお気軽にご連絡下さい。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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