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不動産投資全般

不動産投資の目的について

2017/04/22

 

当社は日々不動産投資に取組みたいお客様のご相談を
受けて様々な物件や投資スキームを提案しています。

そもそもの話でなぜ不動産投資に取組みたいのか?
という「目的」は何なのでしょうか。

ネットや書籍又は不動産会社それぞれでいろいろな
観点から目的について提示がされていますが・・・


・将来の年金代わりについて

・リストラや所得減の不安解消

・サラリーマンの早期リタイア

・不労所得

 

その他いろいろ言われていることがありますが、
正直どれもふわっとしていると思いませんか?

 

現在の年金の仕組みからどのくらい受け取れて夫婦二人
だとどのくらい不足するのでいくら補完するために
どのくらいの物件を買いましょう・・・

 

と具体的な数字で説明している場合もありますが、
そもそもその具体的に示されている数字が数十年後に
その通りになる確率はどのくらいなのでしょうか?

10年もあればガラッと経済状況がかわるこのご時世で
そこに十分な信憑性はあるとは思えません。


もちろん私的年金や所得の補完に不動産投資が寄与することは
あるので間違っているというわけではないのですが、
例えば「将来的な年金代わり」「キャッシュフローで所得の補完」
というようなワードだけであまりににも損失が大きい不動産投資
はじめてしまう方が多すぎるように感じます。

 

不動産投資の目的はもっとシンプルに考えて焦点を
絞ることが大切ではないかと考えます。

 

相続税対策などの特殊な事情で取組む場合を除いて
不動産投資の目的はただ一つです。

 

「純資産の増加」(総資産―負債=純資産)

 

これだけです。

 

 

こちらも参照下さい。

投資効率の良い物件はキャッシュフローだけでは決まらない!?

 

不動産投資はこの「純資産の増加」が見込めるものに取組む
べきで「純資産が増加」すれば全てとはいいませんが
ほとんどのふわっとした不動産投資の動機付けはカバー
してしまいます。

 

例えば所得補完などの目的にぴったりこなかったとしても
純資産が増加して困ることは一つもありません。

 

逆に「純資産が増加」すれば換金して大きな実利益を得ること
もできますし、財務活動により純資産を担保に資金調達する
こともできます。それをもとに私的年金システムを組むこと
もできいわばなんでもできます。

 

そのため不動産投資は「純資産の増加」が見込めるものに
取組むべきです。

 

どのような物件か?どのような投資方策か?

 

につきましては改めて書きたいと思います。

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