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井戸の運用について

2019/11/07

いつもご覧いただき誠にありがとうございます。

今回は井戸の運用についてお話させていただきたいと思います。


井戸が使われている物件について、あまりいいイメージを持たれない
方も多いかとは思います。

実際ランニングコストに関しては、年3~4回の消毒・滅菌処置や
毎年の水質検査など、井戸水の水質をきれいに保つには費用がかさむ点は
ございまして、年間で10万円前後はコストがかかってまいります。

ただ、一方で井戸水にはメリットもありまして、それは
「井戸の場合、入居者に上水代がかからない」という面が大きくございます。


また、基本的に公営水道を用いる場合には、上水を使った量に応じて
下水代も発生するのですが、井戸の場合には利用された水量がわからない
という点から、利用量にかかわらず料金としては固定となっている
ケースがほとんどです。


そのため、井戸は一見すると「ランニングコストが高く、運用上不利」という
イメージが強いかもしれませんが、水道料の面で他の物件に比べて優位性が
あるため、賃料が相場より多少高くても入居が決まるケースも多くございます。

そして、賃料が高ければ高いほど当然利回りも高くはなりますので、
上水道に切り替えることになった際の費用などある程度のランコスはあるものの、
適切に対策をすれば収支をさほど悪化させずに運用ができると考えて、
井戸の物件もご紹介をさせて頂いております。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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