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不動産投資全般

家賃が安いアパートが高稼働しているワケとは

2017/04/20

ファミリーエージェントの永瀬です。

 

弊社の管理物件では家賃の安いアパートが高稼働しています。

エリアや広さにより異なりますが、家賃帯としては、
3万円~4万円台のシングルタイプです。

 

理由としては所得格差が広がっていることでは
ないでしょうか。

 

パート、アルバイトや派遣、期間従業員などの非正規労働者は
10年で約280万人増えているそうです。(総務省「労働力調査」より)

 

具体的には男性、女性共に非正規では賃金の上昇はフラットに

近いラインで正規雇用とくらべ半分ぐらいの賃金です。

 

 

※「賃金構造基本統計調査」より。


家賃が安い部屋と言うと男性をイメージされる方
も多いかと思いますが、20代の女性でも古い木造アパートの
入居申込があるのが現状です。

 

収入が少ないので必然的に節約志向になり、
家賃の安い物件を探すという構図が成り立っていると
言えるのではないでしょうか。

 

また自宅外の大学生への仕送り額が少なくなっています。
約20年前と比べ約4万円程少なくなり、85,700円と必然的に
低い賃料の部屋を探している層が増えているとも言えます。

その為、入居者を取り込む戦略としては、
 

入居者が負担をする初回の入居費用少なくすることで
入居が決まりやすくなる傾向が強いです。

 

家賃が低い=属性が悪い可能性が高いとも考えられるので、
弊社の場合は保証会社を入れることでリスクヘッジをしております。

 

家賃が安いと修繕費の出費割合が多くなることも考えられますので、
修繕費用を分けておくこととが必要になります。

 

また同じ理由で家賃が2万円以下のエリアなどは修繕費用の割合が
異常に高くなるので、購入前にはしっかりと精査が必要です。


 

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