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不動産投資全般

購入検討物件の現地確認の時

2017/05/22

ファミリーエージェント三上です。

物件の購入を検討する際、現地確認は必須ですよね。
我々も会社で買取を行う際は、必ず現地確認を行います。
※地方物件や区分所有を購入される方の中には一度も現地に行かず、契約・決済を行う方もいるそうです。

最近はグーグルのストリートビューで周辺の状況なども確認ができる為、大変便利になってきておりますが、写真や映像ではわからない事は多くございます。


現地確認時に良くあることですが
物件の【入居者】や【近隣住民】から話しかけられることがあります。
入居者や近隣住民からすると、平日の昼間にスーツを着たサラリーマンが、敷地内をうろうろしたり、写真を撮っていたりすると気になるのでしょう?

特にご年配の方からは高確率で話かけられます。


実はチャンスです!


基本的にはネガティブな内容で話しかけられることが大半ですが
・現在の入居者間のトラブル
・物件の修繕必要箇所
・近隣住民とのトラブル
など、現場の実際の問題点を聞けることができるので意外と侮れません。


売主や売主側の仲介会社からすれば、購入意欲の妨げになる
ネガティブな内容はできる限り隠したいものです。
事前に確認できれば、後からトラブルになる事も無くなりますし
当社の場合、物件購入後は当社で管理を引き受けますので
問題点を早く把握・改善できる為、後にご購入いただく買主様への安心にもつながります。


先日も川口市の某所にあるアパートの現地確認をしていた際も
「 上の階の入居者が夜になると騒いでうるさい 」
「 ゴミ出しの分別が悪い 」
「 駐輪場が無く道路に駐輪する入居者がいるが隣地の住民の駐車場入出庫の際に邪魔になっている 」
とのご指摘をいただきました。
築古アパートの場合、長年お住まいの入居者が【管理人】のような感覚になっている方もいらっしゃいますので良くも悪くも状況の確認はできました。


ただ、入居者や近隣住民と直接お話をする行為は場合によってはトラブルにつながる事もありますのでご注意下さい。


また、お客様の中には近隣の賃貸業者に入居付けの助言をもらう為
直接訪問する方もおられますが、これも注意が必要です。
賃貸の【客付け業者】の場合、賃貸が決まってなんぼの世界なので
ギリギリ決まる賃料を出しても何かと理由を付けてきます。
「 現在は閑散期なのでここまで賃料を下げないと決まらないですね~ 」とか
「 3点ユニットは人気が無いし、設備も新しいものに取り換えないと決まらないですよ~ 」など
正直、あまり参考になりません。

どうせ聞くのであれば【客付け業者】ではなく【管理会社】に管理をお任せする前提で
「 極力賃料を高く決めたいのですが、どのような方法があるか? 」
などと聞いてみたほうが良いでしょう。

後は実際の成約事例を不動産業者に出してもらい総合的に判断することですね。


当初の賃料設定(見込み)を間違えると
購入後の運用に大きく影響してきますので
一人の意見を鵜呑みにするのではなく、多方面から情報を収集することが大切です。
 

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