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法人の運用について

2020/12/01

いつもご覧いただきありがとうございます。

本日は、お客様よりご相談いただくことも多い
法人の運用に関してお話しさせていただきます。

法人を設立される目的として
大きく分けて以下の2つがあるかと思います。

1.税金の圧縮
2.事業規模の拡大

それぞれについて詳しく見ていきたいと思います。


【税金の圧縮】

法人化と聞いてまず一番に思い浮かぶのが
節税目的ではないでしょうか。

ご年収が高い方におかれましては、
せっかく不動産をご購入されても
高い税率が適用されてしまいますので、
それを防ぐ1つの方法として
法人化がございます。


図をご覧いただくとわかるように、
得が900万円を超えると
43%かそれ以上の税率が適用されるのに対し、
法人税は資本金1億円以下の場合、
どれだけ利益が大きくなっても税率は約33%です。

それに加え、個人の支出を会社の経費として計上し
利益額を少なくすることで
法人税率を低く抑えることが可能です。


【事業規模の拡大】

こちらは、不動産賃貸業として
買い増しを進めたい方のための運用方法です。

税圧縮を目的としているような場合、
法人でのご購入といえど
銀行は基本的にお客様”個人”のご状況で審査をいたしますので
利用いただける融資には限度がございますが、

”法人の信用”で融資を受けられるようにすることで
買い増しをしていくことが可能となります。

先述の税金の圧縮では
法人の利益を少なくすることで
法人税を低く抑えておりましたが、

事業規模を拡大していきたい方におかれましては、
銀行からの信用を得るために、
会社を黒字で運営されるのが良いかと存じます。


最後までご覧いただきありがとうございました。
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