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司法書士・土地家屋調査士の役割

2020/03/31

 

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ファミリーエージェントの村田です。

 

本日は、不動産取引で関わる

「司法書士」「土地家屋調査士」

についてお話し致します。

 

イメージですと、
「司法書士」⇒登記関係
「土地家屋調査士」⇒測量
といったイメージがあるかと思いますが、
もう少し具体的にお話しできればと存じます。

 

≪ 司法書士 ≫

 

 

不動産取引等で司法書士の先生が関わるケースとしては
主に「所有権移転登記」等の登記手続きです。

 

実はこちらに関しては、
司法書士しかできないわけではなく、
ご自身で準備すれば、依頼することなく登記手続きを申請できます。

 

しかし、「登記手続き」というのは、
不動産取引において、代金を全額支払った際に、
必ず行わなければならず、

日にちのずれや、失敗などが許されません。

 

また、「抵当権」が付いている物件を売買するケースでは、
「抵当権」を抹消して引き渡しますので、
金融機関と「抵当権の抹消についてや、
新規抵当権の設定を行って頂く必要があります。

 

加えて権利証(不動産の所有権を持つ証)についても、
取り扱いが注意される書類です。

 

買主・売主・金融機関、どの立場からも、ミスが許されず、
非常に重要な業務となりますので、
どの案件も「司法書士」に依頼する形を取ります。

 


≪ 土地家屋調査士 ≫

 

 

こちらは冒頭に述べましたが、
「測量」等を行って頂き、既存不動産の面積等を
計って頂く物件を調査していただく方になります。

 

また、所有権・抵当権等の登記手続きに関しては、
「司法書士」の業務内容ですが、
「土地面積」「新築物件」の登記に関しては
「土地家屋調査士」が行います。

 

例えば、
・分筆による登記、

・土地面積を変更する登記や、
・新築物件としての建物登記

が挙げられます。

 

物件を保有されている方や、測量を行い、
登記簿の面積を変更したい方に置かれましては、
「土地家屋調査士」に依頼する必要がございます。

 

不動産取引は、
不動産業者・金融機関の他、
こういった様々な方が、取引に関わります。

 

高価格帯の不動産だからこそ、
不動産業者からご紹介されたこのような方々が、
どのような人物か、知識として置いておきたい方は
是非こちらの内容をご覧いただければと存じます。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

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