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不動産投資全般

「太陽光発電投資」について

2019/10/17

いつもご覧いただきましてありがとうございます。
ファミリーエージェント平井です。

今年の6月12日、新聞などの大手メディアが一斉に、
経済産業省が電力の「固定価格買取制度」廃止を検討している、と報じました。



2012年にスタートした「固定価格買取制度(FIT)」は、
太陽光や風力などで発電した電力の買い取りを電力会社などに義務付ける制度で、
2009年にはその前身である「余剰電力買取制度」が既に始まっていましたが、
2012年7月には現行制度のFITへと移行した。とのことです。

そもそも、日本において太陽光発電からの売電を制度的に定めたのは2009年が最初で、
住宅・家庭用で比較的高い売電料金が設定されていた為それなりに普及はしていたようですが、
その後大きく拡大していくきっかけとなったのが2012年から始まった固定価格買取制度です。

不動産投資をしているオーナーの方々にも、
自身で保有している一棟マンションの屋上にソーラーを設置し、太陽光発電を実施している方や
投資のポートフォリオとして、地方に土地を購入し、広域で太陽光投資を実施している
オーナー様もいらっしゃいます。
今から5,6年前は不動産投資と並行して始める方も多くいたのを覚えています。

ただ、太陽光発電全盛期の電力買取価格は1kWhあたり40円前後だったものが、
今ではその半額の20円台前半まで買取金額が落ちてきています。
利回りの低下に伴い、取り組む方も減少し、そして冒頭に記載した「固定価格買取制度」廃止のニュースとなるため、今後の太陽光発電投資に関しては激減していくことでしょう。


そもそも、太陽光発電投資のメリット・デメリットはどのようなものでしょうか・・・

メリット
① 高利回り
② 固定価格買取制度
③ 安定運用
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デメリット
① 収入が安定しない、天候に左右される
② 天災(地震、津波、大雪)の被害や強風による近隣への被害
③ 初期費用が高額
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ざっとネットで調べた限り上記のような項目が上がってきました。
一番気になるのが、取り組み方は様々あるものの、
土地、パネルを購入に投資をはじめる場合「出口」はどうなるのでしょうか。

運用途中でこの太陽光発電投資を辞めたくなった場合は?
固定買取終了後、パネルの処分は?この土地は誰にいくらで売却できるのか?
など、不動産投資業界で大きな問題となった「スルガ・シェアハウス事件」と
然程変わらないような気がします。

スルガで地方物件を購入してしまった投資家の方々で、
時期によっては最終利益を出して運よく売り抜けた方々も知っていますが
時期の違いや取り組み方の違いで、将来的に大きく損失を被ってしまいます。


太陽光発電で購入する土地は陽当たりの部分で周りが田畑や山の上・崖など
坪単価1万円もしないくらいの土地を購入して取り組むようですが、
将来的にこの土地は売却できるのでしょうか?
私には売却できるイメージが沸かず、単に固定資産税のみ請求が来て、
単純に「困ってしまう」気がします。

全ての投資で出口戦略は重要です。
改めて、自身が行っている投資は本当に大丈夫なのか考えてみてはいかがでしょうか。


本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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