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不動産投資全般

資産減価のインパクト~経年の賃料下落~

2017/04/25

こんばんは。

ファミリーエージェントの小倉です。

 

昨日のブログで「資産価値」が下がりにくい条件として

いくつかスポットを上げてご紹介しておりましたが、

 

↓↓昨日の記事はこちらから↓↓

URL: /column/kouritunoyoibukken2/

その中でも、収益不動産の売買に関して大きな影響を与える

購入時と売却時で賃料が下がりにくいこと、購入時と売却時で同等のファイナンスが付くこと」にスポットを当ててみますと…

 

収益不動産に関しては「収益性」で「物件価格」が決定される側面があり、賃料が下落することで収益性が下がる物件価格が下がるという仕組みになります。

 

例)物件価格10,000万円、賃料収入700万円(利回り7%)、毎年1%の賃料下落と想定した場合に、仮に、5年後に同じ利回り(表面7%)で売却できたとしても、物件価格は「9,500万円」となります。

(保有期間にもよりますが、築年数や構造により「同じ利回り」という前提が崩れる場合も多いです)

 

つまり、購入から5年間で約500万円の資産減価があったといえます。

 

では、賃料が下がりにくい物件とはどのような物件になるかというと…

 

 

アットホームの統計によると、シングルタイプに関しては「築15年~築20年以降」で賃料が底値に近くになり、新築からの経年による賃料下落が緩やかになるというデータがございます。

 

上記の内容からみますと、築古物件の方が「賃料下落による資産減価が少ない」というスポットのみで考えると有利な投資になりそうです。

 

但し、「購入時と同等のファイナンスが売却時にも想定できること」という条件も加味するといかがでしょうか。

 

次回に続きます。

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