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土地値のブレについて

2020/04/16

 

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、土地値についてお話をさせて
頂ければと思います。

 

 

最近のコロナウイルスの影響で物件価格が
下がる可能性を考える方も少なくないのではない
でしょうか。

 

 

ただ、未来のことなので予測しきれない部分がございます
が、実際のところはさほど期待しない方がいいのではないか
と考えております。

 

 

以前もお話させて頂いた通り、金融機関の問題や
GDPが既に下がっているといった要素もございますが、
加えて土地値も大きなファクターになってきます。

 

 

例えば、日本の公示地価についてみてみると、
1990年代のバブル崩壊後を除いては、あまり
土地値に変動が生じていないことが見て取れる
かと存じます。

 

 

 

また、住宅用地か都心の商業用地かでも変化する
傾向が強くございまして、商業地に関しては
景気によって価格が上下しやすい一方で、
住宅用地に関しては景気によるブレが少なくなって
いる状態です。

 

 

 

 

これは、商業用地に関しては事業や投資としての
ニーズがあるのに対して、住宅用地の方が実需の
安定したニーズが強いというニーズの質に起因
する部分が大きくございます。

 

 

ただ、このように我々が普段扱っているような
1棟アパートorマンションに関しては、基本的には
住宅用地としての出口が想定できる場合がほとんど
でして、あまり土地値が景気に左右されない傾向が
強くございます。

 


そのため、土地の下支えに関しては、値崩れせず
売却できるかどうかの指標の1つとして
機能するといえるのではないでしょうか。

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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