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融資

不動産投資業界(融資)

2018/11/27

最近も連日のように不動産投資業界の良くない記事を目にします。

「スマートデイズのサブリース問題」に始まり
「スルガ銀行の不適切融資」
「TATERUの預金改ざん」
「シノケンの二重契約&値引き口止め」




 

この影響で

「スルガ銀行融資ストップ」
「金融庁が全国の地方銀行の調査を開始」
「新築アパート融資の引き締め」
「中古物件の融資厳格化」


 

など一部の金融機関で融資条件が変わり始めています。


ここ1・2ヶ月の間で、収益不動産を専門に扱っていたそれなりに名の知れた会社の廃業が立て続けに起こり
今までエビデンスの偽造や2重売契、家賃保証で無理矢理販売していた不動産業者がようやく厳しい業況に追い込まれます。
廃業した業者(担当者)も再度新たな法人を設立し、別会社として案件を金融機関に持ち込んでいるようですが
金融機関側も警戒を強めている為、新規の業者に関しては取引NGとしているところも多いようです。

それでも、1棟から区分に逃げる業者や、ノンバンクや他県の金融機関を開拓して引き続き悪さを働いている業者も耳にしますので
投資家の皆様はまだまだ注意が必要です。


ちなみに、この影響は収益不動産に限ったことではありません。
一連の事件から実需(住宅)ローンにも影響が出てきており
先月10月から都銀の一部が今まで「保証料」として徴収していた費用を
「保証手数料」と名称を変えて、ローンの途中で売却や借り換えを行った際にも支払った費用を返金しない形に変更してきていたり
土地を購入してから建物を建てるパターンの自宅購入の場合、必須の「分割実行」の審査が非常に厳しくなって来ているようです。
収益不動産だけではなく、「不動産」への融資自体が全体的に慎重になってきています。


当社に関しては、多少の融資減額(数%)はあるものの以前と然程変わらず融資が実行されています。
逆にこの状況だからこそ、積極的に融資しますという金融機関も出てきており
物件価格の2割~3割の自己資金を投下できるお客様に関しては当社が推奨している築古アパートにも
金利1%台、融資期間20年以上の好条件で融資を引ける可能性がございますので
余裕資金のあるお客様の場合、チャンスでもあります。

今まで過剰に融資をしていた(させられていた)金融機関側が目を覚まし「通常」に戻ってきているのが
実際のところではありますが、正しい計算の基、適正な価格、融資条件で
購入していければ、収益不動産で利益を上げ続けていくことができますので
収益不動産の購入検討の際は当社までお気軽にお問合せください。

 


 

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