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不動産投資全般

孤独死保険への加入でリスク回避

2017/08/08

ファミリーエージェントの永瀬です。

前回の続きになります。
/column/shibou/

一人暮らしの高齢の方が増える中、孤独死がマスメディアでも
取り上げられるなど社会問題化しています。

賃貸物件を所有しているオーナーでは、賃借人の死亡リスクに対して
保険に加入しリスクヘッジをしている方もいらっしゃいます。

こちらのBlogでも別な担当者からアイアル少額短期保険の

「無縁社会のお守り」はご紹介させていただいていると思います。

保険金額が1戸当たり月300円と手軽で現状回復費用に

最大100万円、事故後の家賃値引きに対して最大200万円まで

最長12ヶ月まで補償する内容です。

保有しているアパートやマンションで高齢者の賃借人が多い
オーナーにとっては、保険料の手軽さもありメリットが高いと言えます。

但し、加入条件が所有するすべての戸室が対象になる為、
1室や1棟のみという加入ができないのでデメリットです。

保有する物件のエリアや間取り、築年数等のよって
入居者の属性が異なる為すべての所有物件への加入は
物件を複数所有しているオーナー程悩ましいと感じる

のではないでしょうか。

賃貸住宅の大家のリスク意識と需要が高まっていることを受けて、
2015年には大手損保も賃貸住宅の死亡事故(孤独死・自殺・

犯罪死)に備える保険に参入してきています。

大家が必ず入る火災保険に特約を付加する形の商品の為、
一棟ずつの加入ができます。

損失補償については、事故が起きた部屋だけではなく、
上下左右の部屋も対象になるなど、保険料に応じて補償内容の
手厚さを選択できるのも特徴です。

また家賃保証会社との損保による商品では、補償と集金

代行サービスを個人オーナーを対象した商品など各種保険が

多くなってきています。

弊社で取り扱う物件ではシングルタイプのアパートも多く、
高齢者が入居している物件も少なくありません。

高齢者の孤独死が問題化している中で、高齢者の入居期間は
学生や若い方と比べて長くなる傾向があります。

火災保険と併せて加入することで物件ごとのリスクヘッジが

できるのではないでしょうか。

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