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融資

プロパーローン・アパートローン比較

2016/10/06

こんばんは!
 

ファミリーエージェント資産コンサルティング部堀内です。

 

昨日は某銀行と協賛セミナーを行いました。

 

あいにくの雨でしたが(実は本日で3回目のセミナーですが、3回とも全て雨が降っております。。。笑)

 

 

今回も多くの方が受講にいらっしゃり、来場者の8割の方が銀行との面談を希望しており、
 

前回のセミナーやはり銀行融資についての注目の高さを感じました。

 

という事で、本日は融資のお話です。

 

小倉がブログで以前アパートローンについて書いておりましたが、

 

もう少し掘り下げてアパートローンとプロパーローンのメリット・デメリットを

 

比較してみます。

 

プロパーローン

 

 

別名「事業性融資」。

 

不動産だけではなく、さまざまな商売・法人へ「事業」の内容から

 

評価し貸付をするローンです。

 

「投資」ではなく「事業」への貸出としている性質上、

 

収益性以外に、安全性も必要になる為、物件価格に対しての

 

融資比率は必然的に低くなります。

 

不動産を担保に取るので物件評価額は出ますが、一般的に

 

アパートローンに比べ評価基準が厳しいです。

 

その分、金利はアパートローンに比べ低い傾向にあります。

 

 

メリット

 

・金利が低い

 

・しっかりとした事業経営が出来ていれば金額の上限が特にない

 

・取引をしていく毎に、融通が効いてくるケースが多い

 

デメリット

 

・一般的に融資金額が伸びない(※現在の市場では、銀行の貸先がなく一定の水準以上の

お客様には融資を伸ばす傾向があります)

 

・融資期間に融通が効きづらい

 

・新規での申し込みの場合、ローン審査に1ヶ月以上かかる事が多い

 


アパートローン

 

これは、収益不動産を購入する事に特化したローンです。

 

基本的にはサラリーマンを対象にした商品が多く、

 

「年収の○○倍」などと型を決めている為、

 

「融資審査が比較的早い」

 

「評価金額が多めにでる」

 

「残存耐用年数よりも期間が出る」

 

など、銀行側が背負うリスクが高くなる所を

 

給与所得部分を評価して調整するなどしているローンです。

 

メリット

 

・融資金額が伸びやすい

 

・融資期間にも独自の基準を持っている

 

・新規の申し込みでも内容によっては最短3日で融資がでる事もある

 

・担当者が不動産投資に理解力がある

 

 

デメリット

 

・総借入額に上限を設定している所が多い為、事業を拡大していく場合打ち止めになってしま

 

・金利がプロパーローンに比べ高めに設定している所が多い

 

 

といったところでしょうか。

 

 

プロパーローンが適していらっしゃるお客様像としては、

 

・ある程度の自己資金を投入出来る資産背景がある(実際に投入するかどうかは別としても

です。)

 

・瞬間蒸発してしまうような物件(高利回り・高積算など)ではなく、全体の収支予測を基に意

思決定をする

 

・利回りよりも資産性重視で物件の購入を検討している

 

・アパートローンで目いっぱい借りてしまっている(とはいえ、実際にはアパートローンを目いっぱい借りている方でプロパーが通るケースは非常に稀です。)

 

・事業規模を拡大していきたい。

 

etc...


といった条件のいくつかに当てはまるような方かと思います。

 

逆にアパートローンが適していらっしゃるお客様像としては、

 

・アパートローンを借入出来る枠がまだ残っている

 

・割安な物件を買いたい

 

・高利回り物件を狙っている

 

・自分の住んでいる地域外での物件の購入も検討している

 

・事業規模を拡大するつもりは特にない

 

・中古の木造などを利用した節税スキームを使いたい

 

etc...

 

というようなお客様には、アパートローンの方がマッチしている可能性があります。

 

とはいえ、不動産投資においては、「〇〇だから××が合う!」といった決め方が難しく

 

目的・資産背景・属性などを複合的に考えて進めていく必要がある為、

 

もし、「自分にどのような融資があってるの?」と、疑問のある方は

 

一度、堀内宛までご連絡頂ければそのあたりの方向性もご提案できると思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
 

 

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