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金融機関のローンの考え方

2019/11/19

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
ファミリーエージェントの村田です。

 

本日は「ローンの考え方」についてお話します。

 

平成29年の春以降、金融機関に関しては、
主に「フルローン」が地方銀行・信用金庫中心に厳しくみられるようになり、
自己資金2割~3割を求めてくるようになっております。

 

その理由は一体なぜでしょうか。

 

事業性融資(プロパーローン)に関しては、
「事業」に対して融資検討を銀行が行います。

 

・事業の収益性
・担保価値と資産背景
・事業実績

 

を見て審査が行われます。

 

不動産のメリットについては、言葉通り「不動の資産」です。
その為、銀行も担保価値を見て融資判断しますが、
あくまで返済が滞った際に、融資額を回収できるかどうかを銀行は判断します。

 

その為、基本的には「物件の担保評価の金額」に対して、
100%の融資を行うというのは、銀行側にとっては返済リスクを抱えることになります。

 

しかし、お客様によっては、

・ご年収が1,500万円超(収入が高い)
・金融資産が5,000万円超(資産が大きい)
といった方もいらっしゃいます。

 

収入の高さでの返済リスクのヘッジ、
金融資産での担保不足分の充当が検討出来る為、
金融機関は「評価額」ではなく「物件価格」に対して「80%~90%」
の融資を検討して頂けます。

 

さらにご属性によっては、
返済リスク、借り入れ回収リスクが大きくリスクヘッジされるほど、
金融資産をお持ちであることや、収入が豊富な為、
「フルローン」までだして頂ける方もいらっしゃいます。

 

また、「物件評価の金額よりも、物件価格が低い金額の物件は、100%までローンがでるか」
といったご質問を受けますが、
評価の点では問題ないかもしれませんが「返済が滞るリスク」は回避できるわけではなく、
不良債権の可能性がある為、フルローンまでは容易に出るわけではありません。

 

確かに一見金融機関も引き締めを行っているように感じますが、
上記を踏まえた上での融資検討に関しては、
銀行も十分融資検討頂けます。

 

不動産投資は銀行融資により、レバレッジをかけて投資が出来る為、
100%ローンではないと投資検討されない方もいらっしゃいます。

 

しかし、「物件価格が落ちにくい物件」「出口が見えている物件」であれば、
借入リスクは自己資金を出したほうがリスクヘッジできる為、
100%ローンという事で投資を限ってしまうのは勿体ないと思います。

 

お手持ちの資金が潤沢な方や、
将来の収入の柱立てとして、長期的に安定した収入を築ける
不動産賃貸業をご検討の方、
融資のご提案も承りますので、お気軽にご相談下さい。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

担当:村田
TEL:070-3864-7067
MAIL:murata@family-group.jp

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